コンタクトレンズの知識

コンタクトレンズは高度管理医療機器です。

もともとは、強度近視や左右の視力の差を補正するのに適したものでした。

コンタクトレンズを使用している人は全国で1500~1800万人といわれています(日本眼科学会発表)。

今や視力補正の主役ともいわれるコンタクトレンズ、実は高度管理医療機器なのです。コンタクトレンズはもともと強度の近視や、左右の視力に差がある場合の補正に適したものでしたが、さまざまな利便性も備えているため、人口の8人に1人くらいの割合で普及しています。

視力補正の主役といえども、誤って使うと眼の疫病を招く危険もあります。

コンタクトレンズは2005年の薬事法改正時に、医療機器では最もレベルの高い「高度管理医療機器」に位置づけられました。
これは、副作用・機能障害を生じた場合の人体や生命に重大な影響を与える恐れがあるものに分類されます。

目の健康を守るためにも、コンタクトレンズに関するいろいろな知識を身につけて、正しい使い方をしてください。

 特にご注意いただきたいこと

コンタクトレンズは目に直接のせて使用するものです。
コンタクトレンズやケア用品の取り扱い方法を誤ると、角膜潰瘍などの重い眼障害につながることがあります。
また治療せずに放置すると失明してしまうこともあります。

コンタクトレンズを安全に装用するために、必ず添付文書をよくお読みいただき、眼科医の指示に従って正しい取扱方法をお守りください。

  • 装用時間を正しくお守りください。
  • 定期検査は必ずお受けください。
  • 取扱方法を守り、正しくお使いください。
  • 破損等の不具合のあるレンズは絶対に使用しないでください。
  • 少しでも異常を感じたら、直ちに眼科医の検査をお受けください。